こんにちは!
絵本読み放題アプリ「森のえほん館」PRのきむこです。
9月になって、自治体の中には保育園の入園申込み受付を始めるところも出てきました。そろそろ本格的に保活を始めている親御さんも多いのでは?
でも、特に第一子を抱える親御さんにとって、保活ってどんなことをすればいいの? といった不安もあるかと思います。
世の中には保活ハウツーに関するWEBや書籍が数多くありますが、「森のえほん館」では保育園に子どもを通わせるママたちが、実際にいつからどんな活動をしたのか? を振り返る座談会をしてみました!
現役ママたちが振り返る! 保活座談会
★座談会に出席した、登場人物★
Aママ:2歳8ヶ月の女の子がいる、埼玉県在住のママ。ていうかうえこ。
子どもは1歳3ヶ月の時、4月から1歳児クラスに入園。
Bママ:2歳1ヶ月の男の子がいる、神奈川県在住のママ。
子どもは0歳7ヶ月の時、4月から0歳児クラスに入園。
Cママ:4歳1ヶ月と1歳2か月の姉妹がいる、東京都在住のママ。ていうかきむこ。
長女は0歳7ヶ月の時、次女は0歳8ヶ月の時、それぞれ4月から0歳児クラスに入園。
1.いつから”保活”を始めた?
「最初に保活のことを教えてくれたのは、区の両親学級だったよ。”早めに案内書をもらいに行きなさい“って勧めてもらって、産休に入ってから区役所にもらいに行ったの。その時は最新版の情報がなかったんだけど、昨年度版の申し込み書なんかをもらってきて、目を通しておいたよ」
「私はものすごく元気な妊婦で(笑)出産する2週間前まで働いていたから、出産前に情報収集っていう頭がなかった(笑)」
「うえこは本当にギリギリまで働いていたもんね。いつ陣痛が来ちゃうか、破水しちゃうか、ひやひやしたよ~!」
「(笑)。私はもともと1月に出産予定だったから、その年の4月に子どもを入園させる予定は最初からなくて、保育園についての情報収集は3~5月くらいから始めたかな。出産を機にできた友達が情報を持っていたので、いろいろ教えてもらったんだ」
「身近に先輩ママがいたりすると、いろいろ情報をもらえて心強いよね!」
「私は、本格的に保活を始めたのは産後なんだけど、よんこまっていうママと赤ちゃん専用の漫画ルームで開催された保活講座に参加したよ。かなり詳しい説明だったし、区役所には聞きにくいことも教えてもらって、区外や遠方から参加するママさんも多かったよ」
「なるほど~。区役所に質問するといいっていうけど、正面切って聞きにくい、リアルな質問もあるもんね」
1.保活時期についてまとめ
★保活、早い人は妊娠中から開始する人も。
★時期や自分の忙しさによって、無理せず産後動いてもOK!
2.どんな活動をした?
2-1.まずは情報収集!
「保活の前半戦は情報収集だよね。大抵の自治体は、地区内の保育園一覧表や園ごとの詳細が書かれた冊子と、申込書とがセットになった書類を配布しているよね」
「うちの地区では、保育園の書類一式が児童館やショッピングモールのベビールームなんかに置いてあるので、気軽にもらってこれたよ」
「えっ、ショッピングモールにも書類が置いてあるの? うちの自治体は区役所に行くかプリントアウトするかしないと入手できないよ~。便利でいいなぁ」
「そのほか、うちの地区では時々社会福祉協会や保育園が開催している子どものイベントがあって、そこで働いている人や保育園の先生が情報を教えてくれたりしてくれたよ。これは子どもが生まれる前には気がつけなかったことだったな」
「うちの地区にも、ちょっと大きめのお兄ちゃんお姉ちゃんでなく、赤ちゃん向けの児童館施設があるんだけど、そういう施設でも近くの認可保育園の先生や区役所の人が来てくれるイベントがあったな。これから保活を始める人は、赤ちゃんと一緒に参加してみると得るものがありそう」
2-1.情報収集についてまとめ
★申込用紙と案内がセットになった冊子を入手し、目を通そう! 冊子は自治体によって、区役所・児童館・WEBなどさまざまなところに設置されている。
★赤ちゃんとお出かけできそうなママは、児童館や地域の赤ちゃん向けイベントを調べてお出かけしてみると、おもわぬ収穫があるかも!
2-2.本命の保育園をある程度絞る!
「情報収集と並行して行っておきたいのは、やっぱり保育園見学だよね」
「うんうん。私が住んでいる自治体では、日にちを指定して、市が一斉に公開保育を開催してくれるの。その数日間では、好きな園を見て回れるんだよ」
「すごい! そんなの初めて聞いた~! こちらで予約をしたり日程調整をしなくていいっていうのは便利だね!」
「とはいえ、限られた日程であれもこれも見に行くのは大変! だから、事前に希望する保育園を絞って見に行ったよ。ちなみに、我が家の希望は、とにかく”自宅近くの保育園”。あまり遠いと、何年も通ううちに親も子も体力と気力が削られちゃうもんね」
「確かに、入園させるためにいろいろな保育園を希望するけど、希望する全ての園に見学に行くのは難しいよね。Bママは、どうやって希望の園を絞ったの?」
「私は自分の仕事とセットで考えて、とにかく駅近徒歩5分以内で探したよ! 自宅からは徒歩10分くらいかな」
「なるほどね~」
「でも、これは入園してから気づいたんだけど、親が体調不良で自宅にいるときなんかに、わざわざ駅の近くまでお迎えに行くのは大変! 自宅近くで探してもよかったのかもしれない」
「そうなんだよね。ただ、自宅近くだと、逆に勤務時間によってはお迎え時間に間に合わないこともあるから、よくシミュレーションしないといけないよね」
「うちの区は毎月保育園別の入園倍率を公開しているよ。だから、我が家は自宅や駅から逆方向になっちゃったけど、各園の倍率をみて、なるべく低い倍率のところにしたよ」
「有名な企業が経営している保育園とか、著名人が経営に参画している保育園とかが近くにあるんだけど、倍率は軒並み十数倍!! とても入れる気がしなかった~」
「自治体が倍率を公開してくれると、こちらも参考になるね。これは自治体によりけりだから、保活中の人は自分が住んでいる自治体のホームページなんかをチェックした方がいいね」
2-2.希望の保育園についてまとめ
★自治体によっては公開保育を一斉で行うところもあるので調べてみよう
★地理や倍率など、自身の希望に沿って本命の保育園を絞ろう
★自治体が倍率などを公開していることもあるので、自治体のホームページはチェックしてみよう
2-3.保育園の見学ポイントとは?
「見学に行ってみてよくわかったのは、園によってベテランの先生がいるところといないところがあるということ。それから、現実的な問題として、ベビーカー置き場や自転車置き場の有無はチェックしたな」
「私は見学するとき、園の雰囲気に気をつけたかな。例えば、事務所が汚いとか、先生たちがちょっとお疲れ気味とか。逆に、子どもたちが元気に活発に過ごしているかどうか? っていうのもひとつの指標にしたよ」
「なるほど。そういえば見学に行った園で、自分の子どもをおんぶしながらほかの子どもを保育している保育士さんがいて、お疲れ気味な感じがしたな……」
2-3.保育園の見学ポイントまとめ
★自転車置き場やベビーカー置き場を忘れずにチェック!
★先生や子どもたち、施設の雰囲気もよく観察してみよう
2-4.保育園見学での質問ポイントとは?
「保活中のママさんたちに絶対質問しておいた方がいいよ! ってお勧めしたいのは、持ち帰りが必要な荷物の量!」
「ああ~、確かに! お昼寝布団の持ち帰りとか、使用済みのおむつとかね。金曜日、仕事で疲れた体を引きずって、子どもと着替えを抱えて、さらにお布団や使用済みのおむつを抱えて……っていうのはつらいよね」
「それは考えただけできついわ……」
「それから、保護者の参加が必要なイベントの量かな。運動会や遠足、保護者会が平日のところもあれば土曜日開催のところもあるから、仕事に合わせてチェックしたほうがいいよね」
「確かに!」
「うちの園は1~2ヶ月に1度はイベントがあって、ちょっと参加が大変。それから父母会やPTAみたいな保護者持ち回りの役員があるところもあるから、事前にどのくらい活動しているのか聞いておくと心構えもできるし、決め手の一つになるね」
「うんうん」
「あとは、ごはんも園で手作りのところもあれば給食センターから運ばれてくるっていうところ、お弁当持参の必要な園もあるね。食事のことは、アレルギー対応なども含めて質問しておくといいかもね」
「そういえば長女入園の時は、冷凍母乳は持ち込めますか? とか質問した気がするな。あと、園で使っているミルクの銘柄を質問しておくと、入園前に同じ銘柄のミルクを使って味に慣れさせることができるからオススメだよ」
2-4.保育園見学での質問ポイントまとめ
★どんなアイテムの持参・持ち帰りが必要なのか質問しておくと入園後の後悔が少ない
★保護者の参加が必要なイベントについても確認しておくと心構えができる
★父母会や保護者会役員、PTAの有無と忙しさについて聞いておくと希望園の目安にもなる
★ミルク・食事について心配な人は、一緒に質問しておこう
3.保育園に入ってよかったこと、後悔したこと
「今の保育園に入ってよかったのは、少人数制なので保育士の先生同士の情報共有が行き届いているところ! 保育園の先生たち全体で子どもを見てくれるアットホームさがあるよ」
「なるほどね。うちは大規模園なので、逆に園内全員の先生が園児ひとりひとりを見る……っていう感じではないなぁ」
「逆に、大規模園の良さは園庭の広さだね。緑も多くて、子どもたちものびのび遊んでいるよ」
「アットホームで預けやすいのはいいよね。あと、泥遊びとかボディペインティングとか園で大胆に遊ばせてくれるのがありがたいな。自宅だと洗濯を気にしてそこまでダイナミックに遊ばせにくいから」
「全力で遊ばせてくれたり、いろいろな体験をさせてくれるっていうのは保育園ならではだよね」
「逆に、保育園に入れてみて後悔したことはある?」
「私はあまりないかな」
「私はズバリ、川の近くにある保育園を選んじゃったこと(泣)! この前の台風のとき、川の増水で”避難指示が出ているから”って途中でお迎え要請が来たの。氾濫したらと思うと気が気じゃなかったな」
「駅近や自宅付近というだけでなく、土地の高低や地理にも気を付けないといけないのは、家に住むのも保育園を決めるのも同じなのね……」
「うちは、実はベテランの先生が多い保育園なんだけど、ベテランの先生ならではの経験が意外と根性論だったりして、何度か育児方針や保育方針を巡って、親対先生で口論しちゃった(笑)」
「ベテランの先生だから、と安心しきらず、いろいろな保育園を調べてみてほしいのと、ママたちの直感も大事にしてほしいと思うな」
3.保育園に入ってよかったこと、後悔したことまとめ
★小規模園も大規模園も、それぞれ良さがある!
★自宅ではできないようなダイナミックな遊びもさせてくれるのは親としてとても助かる!
★いざというときのために、園周囲の地理も気を付けてチェックしよう
★ママたちの直感も大事に決めてみてね!
最後に
いかがでしたか?
これからまさに保育園見学の予定なの、という親御さんもいらっしゃると思います!
現役ママたちが当時を振り返って、自身の経験をもとに話し合った座談会、保活ママたちの一助になれば何よりです。
なお、公開保育の確認ポイントについてはこちらの記事でもご紹介していますので、気になるママはぜひチェックしてみてくださいね♪
★保育園に通わせて気づいた!公開保育(保育園見学)での確認ポイント6選
★続!保育園に通わせて気づいた!公開保育(保育園見学)での確認ポイント4選
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