森のえほん館では、熊本・大分の地震で被害に遭われた子どもたちに、絵本を届けるプロジェクトとして、ユーザー様からご家庭で読まなくなった絵本を寄付していただき、被災地のお子さまに紙の絵本をお届けする活動を行いました。
寄付していただいた絵本は、森のえほん館編集部が責任を持って、先日、熊本で絵本の読み聞かせボランティアを行っている団体「Yell」様へお届けしました。今回はそのレポートをご紹介します。
Yell様のおとりくみをご紹介
地震の後、すぐに「子どもたちへ笑顔を!絵本の読み聞かせボランティア」の活動を始めました。
たくさんの方の善意のお気持ちで今までもたくさんの本を送っていただき、地震で本が汚れてしまった保育園や、見られなくなってしまった子どもたちへ届けるなどの、活動を続けることができています。
今は、子育て応援ルームを開催し、子育て中のお母さんたちの心のケアもしながら、子どもたちへ絵本の読み聞かせなども継続しております。
詳しい活動内容については、下記リンクよりご確認ください。
子どもたちへ笑顔を!読み聞かせボランティアFacebook→こちら
Yell公式Facebook→こちら
日本財団「いまできること」 →こちら
Yell様からいただいたお届けレポートをご紹介
ちょうどクリスマスシーズンということでクリスマス会を開催し、来てくれたママと子供たちに、いただいた絵本もプレゼントしました。
とても喜ばれて「たくさん読んであげます!」と持ち帰られました。
また、「同じ子どもを持つ方と、楽しく集まって食事をしておしゃべりして、という場所に久しぶりに来ました。なかなか場所がないから、できなくて。とても楽しかったです」との声もいただきました。
少しずつでも、私たちの活動で、地震の「怖かった辛かった思い出」を「でも、楽しいこともあった」にできれば、と思います。
絵本も普通の生活に戻る、その力になってくれます。心の余裕を持てる時間になります。
これからもぼちぼち頑張っていこうと思います。
絵本ありがとうございました。
森のえほん館から今回のプロジェクトについてひとこと
絵本を寄付していただいたユーザーの皆様、その絵本を被災された方たちに届けていただいたYellの皆様、今回のプロジェクトにご協力いただきましてありがとうございました。
地震で怖い思いをした多くの子供たちや、その他の全国の子供たちが、絵本によって少しでもたくさん笑顔になれるように、これからも森のえほん館は、楽しい絵本をたくさん提供していきたいと思います。