こんにちは!
絵本読み放題アプリ「森のえほん館」PRのきむこです。
 
11月も半ばを過ぎました。
街ではそろそろ、緑色のモミの木やリースや、サンタのシルエットが装飾され、華やかな雰囲気になってきていますね。
親としても、さりげなく子どもに「今年はサンタさんにどんなクリスマスプレゼントをお願いするの?」といった聞き込みにかかったり、こっそりWEBの通販でおもちゃを下見したり予約したりする時期が到来しています。
今日はちょっと早めではありますが、サンタさんに焦点を当てたクリスマスの絵本をご紹介します。

サンタさんとおうちはどちら?

915文・さえぐさあおい 絵・いまうらさくら

■絵本の内容
鈴の音をひびかせて、プレゼントを届けにまわるサンタさん。
ところが、みんなのおうちが見つかりません。
「あれ あれ どこ どこ おうちは どちら?」
ページをめくるとあらびっくり!こんなところにおうちがあったんですね。
いまうらさくらさんによる「断面図」が楽しいクリスマス絵本。
次は誰のおうちか、みんなであててみるのも楽しいですよ。
■「森のえほん館」アプリ内 本棚の場所
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本作は、サンタクロースがいろいろなところに住んでいる生き物たちのお家を探しながらプレゼントを届ける絵本。こんなところに住んでいる動物がいるんだね、こんなお家も楽しいね! などと、プレゼントをもらう動物たちの観察も楽しい絵本です。
しかしながら、親であればきっと人生のうちに一度は、純粋な、あるいは疑いの眼差しで、子どもたちから「サンタさんって本当にいるの?」という質問を受けることもあると思われます。
そんなときに一役買いそうなのがこの絵本。本作を一緒に読みながら、「プレゼントを届けるって、こんなに大変なんだね~! きっと〇〇くん(ちゃん)のおうちにも一所懸命届けてくれそうだね」などと会話すれば、きっと子どもたちから反応があることでしょう。
「そうだよね。サンタさんにありがとうって言いたいな!」「サンタさんにプレゼントをもらえるように、準備をしておかなくっちゃ」などというメルヘンな反応をした子どもは、とっても純粋な心の持ち主。そのわくわく感と優しい心を忘れずに大きくなってほしいです。
「これは絵本の中のお話だもんね。本当のサンタさんはパパやママなんでしょう?」などというクールな反応をしてきた子どもは、世の中を広い視野でとらえることができる観察眼の持ち主。……ひとつの成長のあかしともいえるのではないでしょうか。
お宅のお子さんはどちらのタイプですか?
その後の親の回答がロマンチック方向に行くのか、現実的なカミングアウト方向に行くのか、あるいはまったく違う方向に行くのかは家庭によりけりかと思いますが、いずれにしても、12月にはこういった絵本を読みながらわくわく(冷や冷や)しつつ迎えられたらいいですね。
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