まるさんかくしかく

まる しかく さんかく どーこだ!

作:森のえほん館編集部 絵:いまうらさくら

 
■絵本の内容
形を覚え始めたお子様のための、探し当てゲーム絵本。
イラストの中に丸・四角・三角が隠れています。見つけられるかな?
楽しいゲームを通じて、集中力・観察力を育むことが出来ます。
■「森のえほん館」アプリ内 本棚の場所
カテゴリ別>学習できる
■対象年齢
2~3才
■クリエーター紹介
いまうらさくら
いまうらさくら
子供やファミリー・動物を、カラフルで可愛くPOPなタッチで描くのが得意。
児童書や書籍・広告・MOOK・ウェブサイトなどのイラストを描かせていただいています。
http://www.sakura-illust.com
 

かたちの選定にこだわりました

この絵本のメインテーマでもある、まる、しかく、さんかくのかたち。小さい子供でも、ちゃんと探し出せるようにするためには、どんな「かたち」のモチーフを組み合わせればいいのか、何度も試行錯誤を重ねました。
こちらがラフの段階の絵です。
1ひっかけのモチーフをたくさん入れた方が楽しいのでは?とか、モチーフを組み合わせた方が考える力がつくのでは?など、様々な案も出ましたが、小さい子供でもちゃんと「かたち」を理解してもらうこと、まる、しかく、さんかくを探すということに集中してもらうこと、をしっかり伝える絵本にするために、モチーフは「シンプルさ」を追及しました。
 

構図と背景のバランスと色の組み合わせにこだわりました

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モチーフがシンプルなため、全体のバランスが重要となるこの絵本。この絶妙なバランスは「ぐるぐるぴたんこ」や「ばあ!」などの、小さい子供向け絵本が人気のクリエーター、いまうらさくらさんのセンスです。
普通は、モチーフの置き方や大きさにこだわるため、そちらが注目されがちですが、実はもっと注目したいのはモチーフ以外の余白のバランスです。この余白の絶妙なバランスが「かたち」を見つけることに集中させてくれます。また、子供が大好きな明るく鮮やかな色の組み合わせで、観る楽しさをプラスしてくれています。
 

お子様と一緒に会話をしながら読んでください

読み聞かせをしながら、お子様と一緒にまる、しかく、さんかくを探してみてください。お子様が一生懸命観察して探し出したら、たくさんほめてあげましょう。
絵本の中だけではなく、おうちの中やお外で、目に留まる色々なものから、まる、しかく、さんかくを探すのも面白いと思いますよ!

森のえほん館編集部のちょっとひとこと

今回の絵本は、小さい子供向けということで、まる、しかく、さんかくを探し出す難易度について慎重に検討しました。全部で6問あるのですが、少しずつ難易度が上がっていくのにも注目してください!
また黒い輪郭線についても、普通の線ではなく手描きのようなやわらかい線にしたため、あたたかさが演出されています。
 

この記事を書いたい人

編集長兼運営担当たみ。7歳と4歳の姪っ子がいるおばさん。
先日、友人のお子様(3歳)と一緒に絵本を読んで遊んでいたのですが、その時「大きくなったらこの絵本のお菓子食べるの。これはプリン、これはチョコなんだよ!」と無邪気に教えてくれました。…お菓子は大きくなるまでおあずけの家庭方針…。反面、うちの姪っはごはんも食べずお菓子ばかり食べているのを思い出して、切ない気持ちになりました。
 
 
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