パパママが小さかったころ、きっとグリム童話を読んだことがあると思います。例えば、グリム童話にはこういう絵本があります。
ヘンゼルとグレーテル、ブレーメンの音楽隊、眠れる森の美女(いばら姫)。
どれもこれもとても有名なお話が多いですが、最後までストーリーを覚えていますか?
今日は、“小さい子にも楽しめる、難しくないグリム童話”をテーマに、絵本のストーリーをなるべく簡略化し、ギャグ調に、「森のえほん館」がアレンジしてしまいました!
きんの☆ガチョウ
出典・グリム童話 文・マォ 絵・ナガノ 編集・森のえほん館編集部
■絵本の内容
グリム童話。
笑ったことがないお姫様。笑わせる最終兵器は、金のガチョウ!?
でもこのガチョウ、触ってみると……うわー!手がくっついちゃった!
町の人々がどんどんくっついてしまう、とってもコミカルな絵本です。
■「森のえほん館」アプリ内 本棚の場所
カテゴリー>世界の童話
グリム童話のイメージとは結びつかないようなかわいらしい表紙。なんと主人公がピースをしています。赤いズボンを履いている緑色の生きもの……誰だと思いますか?
なんと、小人なんです!!!
(私は小人って文字通り小さい人のイメージを持っていたのですが、絵本で「小人」というフレーズが出てきた瞬間、これまでのイメージを覆えされ「これはかわいい小人だわ~!!」と、想像とのギャップが面白くて思わず吹き出してしまいました。)
登場人物たちの表情が豊かで、見ていて面白く、ストーリーは余計な情報は一切なく、とてもシンプルでわかりやすい内容にアレンジされています。加えて効果音もコミカルで「難しい」イメージを一切感じさせないグリム童話です。
そして、この絵本の魅力のひとつは、イラストの中にイラストレーターさんの遊び心が随所に見られることです。ぜひ親子で探してみてくださいね。
★探してみてね★
①王様の杖のモチーフが「王」
②金のがちょうの表情をよーくみると笑っていたり、真顔になっていたりする
③「森のえほん館」のメインキャラクター“リストくん”が登場
④最後のページのどこかに小人が隠れている
『きんの☆ガチョウ』を読んだスタッフの声をご紹介
「原作と比較してしまうとわからない点があるかもしれないけど、一切気にせずに読めるね。」
「原作はいじわるな人が出てきたり、無理難題を押しつけられたりしたりするので、どんな風に子ども向けになるのかと思ったが、うまいこと子どもたち向けのエッセンスだけが抽出できてる」
「こういった作品は大人向けのパロディっぽくなってしまいがちだけど、簡単な言葉づかいにしたり、子どもが好きな繰り返し要素が入っていたりして素晴らしい。」
「森のえほん館」がお送りするグリム童話をぜひお楽しみください。
この記事を書いた人
PRうえこ。
グリム童話、私はうろ覚えのものやタイトルしか覚えていなくて、内容を忘れてしまっているのがたくさんあります(汗)グリム童話の絵本って少し難しいですよね。