先日お知らせしましたが、2017年12月から2018年1月まで、「森のえほん館」で掲載の絵本3点が全日本空輸株式会社(以下 ANA)の国際線全線の機内モニターで放映されています。
ANAの国際線で動画が見られる試みは今年の夏から初めて3回目。今回は、この年末年始にANA国際線で観られる絵本3作を、ブログでもご紹介します!
クリスマスキャロル
ディケンズによる中編小説を元にした作品です。
けちで冷たいスクルージの元に、ある日幽霊が現れます。「お前は天国にいけない」と言われおののくスクルージ。
そこに過去、現在、未来を見せるクリスマスの精が現れて…。
三つの時代のクリスマスを通し、スクルージが改心していく様は感動をよびます。
子供にも大人にも訴えかける名作です。
「不思議の国のアリス」を手がけたNaffyさんにより、深みのある作品にしあがりました。
じゅうにしのはじまり
日本に伝わる昔話です。
むかしむかし、神様はたくさんの動物を集めて言いました。「早く新年の挨拶に来た順番に、一年間王様にしてあげよう」 さて、小さなねずみが考えた方法とは…?
主役のねずみだけでなく、様々な動物たちの小話がちりばめられた、面白い作品です。
みやざきこゆるさんの描く愛嬌ある動物たちで、楽しく十二支が覚えられます。
年末からお正月にかけて、特におすすめの絵本です。
てぶくろをかいに
新美南吉が書いたおはなしを、より小さなおこさまにもわかりやすく描きました。
お山に雪が積もった夜、お母さんと手袋を買いにでかけたこぎつね。しかし、ひょんなことから、ひとりで人間の町まで行くことになって…。
「人間はとてもおそろしいもの」と教えられたこぎつねですが、ぶじに手袋を買うことができるのでしょうか。
イラストは「三匹のこぶた」を担当したのん☆さん。あたたかなイラストが、やさしい物語をもりあげます。
年末年始のお出かけにも、「森のえほん館」の絵本たちがパパママ子どもたちの役に立てますように。
この記事を書いた人
PRきむこ。5歳3ヶ月・2歳5ヶ月の2人の娘の育児中。
今回ご紹介したANAで読める絵本は、どれも心が温かくほっこりする物語ばかり。先日ラニーニャ現象が発表され、今シーズンはかなり寒くなるようですが、親子で温かな物語を読んで寒い冬も元気に過ごしてくださいね。