えほうってなあに?2017 北北西編
作:森のえほん館編集部 文・倉沢はすみ 絵:松尾達
■絵本の内容
節分の日に食べる「恵方巻き」について学べる絵本。
今年の恵方は「北北西」。
好奇心旺盛なカズくんが恵方を旅するコミカルなお話です。
■「森のえほん館」アプリ内 本棚の場所
カテゴリ別>季節や行事を知る
■対象年齢
3~6歳
■クリエーター紹介
松尾達
イラストレーター。シュールでゆるいタッチのイラストやマンガを描くのが得意。好物はあんこ(こしあんより粒あん)。
http://matsuotoru.com/
今日の新作は、節分に食べる「恵方巻き」について学べる絵本です。
ここ数年は、豆まきだけでなく海苔巻や恵方巻きを用意して節分に食べる、というご家庭も増えたのではないでしょうか。
とはいえ、子どもたちに「えほうってなあに?」「どうやって食べればいいの?」と聞かれると、案外返答に困るパパママもいらっしゃると思います。そんな時に、意外と知らなかった恵方巻きの秘密(トリビア)を学べます。
また、この作品の売りは、単なる「恵方巻き」の説明だけに終わらないストーリー展開。
主人公のかずくんは、今年の方角といわれる「北北西」を向いて、目の前にある地球儀を眺めながら「えほうのほうがくのさきってなにがあるのかな……」と考えます。
その一説がこちら。
(ここから ほくほくせいに あるのは……ちゅうごく かぁ。 パンダの いる くに だよね。にくまんが おいしそうだな。)あむ あむ あむ。
中国の北北西にある国はフランス。ではそのフランスの北北西の先には……!?
想像の上で世界旅行をしてしまうかずくん、恵方の先にはいったい何があるのでしょうか?
ぜひ親子で楽しみながら読んでみてくださいね。
森のえほん館編集部のちょっと言わせて
もともと関西中心の習慣で、コンビニが全国に商品展開したことで、ここ十数年で一気に知られるようになった「恵方巻き」。この季節、コンビニに限らずスーパーやデパート、はてはケーキ屋さんでも恵方巻き(恵方ロールケーキ)の予約を受け付けていたりして、今や豆まきを上回る流通を見せているように思います。
そんな恵方巻き、今年の恵方は北北西です。大切なのは、1本を丸ごと食べきること。また、食べながらお願い事をすると、神様が聞いてくださるそうですよ!
編集部でも、編集部員が北北西を向いて食べてみました。
表紙と今一度比べてみてくださいませ。
スタッフ、いったいどんな願い事をしたのでしょうか?
ご家庭でも、「どんなお願い事をしようか」「北北西ってどっち~?」なんてわいわい楽しみながら節分を迎えてみてはいかがでしょうか。ぜひ「えほうってなあに?2017 北北西編」で予習もお忘れなく♪
この記事を書いた人
PRきむこ。4歳4ヶ月・1歳6ヶ月の2人の娘の育児中。
いつか、集団が黙って恵方巻きを食べているところを正面からつぶさに観察してみたいなと思っています。冷静に見たらシュールすぎて、絶対笑ってしまう自信がある。