あっという間に11月になり、日が落ちるのも随分と早くなりました。
気が付けば2019年もあと少しとなっています。
まだ少し早いですが、軽く今年1年を振り返ると、
私は歯が痛いとしか言っていなかったような気がします。
あと1か月と少しとなりますが、森のえほん館を宜しくお願いします。
さて、「2019年10月」に読まれた数が多かった絵本ランキングTOP10を発表です。
恒例ではございますが、殿堂入り絵本は除きますのでご了承くださいませ。
⇒殿堂入り絵本一覧はこちら
1位: ゆめちゃんのへんしんドロップ
作:森のえほん館編集部
絵:ajico
朗読:大越あみ/白井夕貴
編集:森のえほん館編集部
あめ玉をなめると憧れの〇〇に変身!
子どもたちに人気の職業が続々登場する絵本が1位に輝きました。
事前に子供たちから「将来なりたい職業」について調査して制作しています。
成長すればするほど、将来の夢は、より現実的な方向へ変化する傾向が多いです。
そのなかで子供の頃からの夢を叶える方というのは、本当に凄いと思います。
ちなみに筆者である私の幼少期の夢は「世界征服」と卒園アルバムに書いており
叶わなくてよかったとつくづく思いました。
2位: ちいさくなったくつ
作:森のえほん館編集部
絵:のん☆
朗読:安藤仁/谷川麻依香
編集:森のえほん館編集部
成長と共に足が大きくなり、持ち主とのお別れの時が近づいてくる靴さん。
そんな持ち主の成長による喜び・靴さんの寂しさを描いた作品です。
いつかくる別れは、新しい出会いでもあります。
その出会いは、子どもの頃よりも長い付き合いになることも。
オシャレは足元から、ともいいますし、生涯を通じて考えると
靴はもはや立派な家族の一員といえるかもしれません。
3位: レッツゴー!パトカーくん
作:森のえほん館編集部
絵:ICHIGEN
朗読:駆動良/松舞奈
編集:森のえほん館編集部
猫さんのカバンを盗んだ犯人を捕まえるため、緊急出動したパトカーくんの活躍を描きます。
車の運転というのは、実は怒りに溢れているといわれています。
イギリスでは、交通事故の原因の8割以上が「怒り」「ストレス」だそうです。
車を運転していると気が大きくなる方も多く、そのような感情が重なり
昨今話題の「煽り運転」が発生してしまうということです。
最近は警察官のマナーも問題視されており、
パトカーといえど例外ではないので、注意したいですね。
本作のパトカーくんは若干暴走気味な部分もありますが、一線は越えていません。
4位: いろいろおばけ
作・文:森のえほん館編集部
絵:miyako
朗読:高津麻都香
編集:森のえほん館編集部
赤色おばけと黄色おばけがひっついた!
「赤」「黄」「青」3つの色の混ぜ合わせをテーマにした知育絵本です。
混ぜることでおばけの表情も変化していきます。
とりあえず混ぜてみたくなるのが子どもの性ですね。
「マゼンタ(赤)、シアン(青)、イエロー(黄)」は「色の三原色」として有名です。
信号機も人の目につきやすいように、この三原色で表現しています。
我々と身近な色といわれるのも納得ですね。
5位: おならプープープー
作・文:森のえほん館編集部
絵:ゆっちょ
朗読:こうこ / 夏目桂輔
編集:森のえほん館編集部
おならを通じて、人々の腸内環境や健康について学ぶ絵本です。
嘘です。様々なおならの音や形を楽しむエンターテインメント絵本です。
音や形を客観的に見聞きするだけなら、これほど面白いものはありません。
しかし自分が出す場合は、話が別です。
音が聞こえないように出したつもりが、失敗して音が鳴り響いたとき、
その悲しみは、生涯忘れない思い出として残るでしょう。
6位から10位までまとめて発表!
6位: くしゃみソング はっくしょーん!
7位: おにいちゃんのせなか
8位: おふとんポカポカだいさくせん
9位: おとうとなんてだいっきらい!
10位: 雪の女王<上>さらわれたカイ
2019年10月度のランキングは以上です。
くしゃみ、ポカポカしたおふとん、アナ雪、など
これからの季節を象徴するような作品がランクインした印象があります。
今後はインフルエンザなど、怖い病気が猛威を振るう季節ですから、
手洗い・うがいはもちろん、風邪などをひいてしまったら
他人にうつさないようにマスクをするマナーも大事になってきます。
この記事を書いた人
運営担当デヴィ
国民の祝日が土曜日になってしまうと
個人的には非常に虚しく感じるのですが、
最近は独自の振替休日を実施している企業もあるとか。
働き方改革ですか、羨ましいですね。