ピノキオ<上>はながのびちゃった!

ピノキオ<上>はながのびちゃった!

原作:コッローディ
文:倉沢はすみ
絵:TOFU
朗読:蒼樹里緒 / こうこ / 濱田沙穂 / 丸山徹
編集:森のえほん館編集部
■絵本の内容
イタリアの名作、不思議な木の人形「ピノキオ」のお話。
シリーズ2部作の第1作。
人間の男の子になりたいピノキオですが、さまざまな誘惑が待ちうけています。
はたしてピノキオの願いはかなうのでしょうか…?
「約束をまもる」「嘘をつかない」大切さが学べる絵本です。
■「森のえほん館」アプリ内 本棚の場所
カテゴリ別>世界の童話
■対象年齢
3歳~6歳
■クリエーター紹介
500px.jpg
TOFU
女子美術大学卒。キャラクターグッズデザイナーを経て現在フリーイラストレーター。
育児・児童向けのイラストをメインに、書籍・雑誌・アプリ・CDなど幅広く活動中。
http://tofu.pecori.jp/
 

原作に沿ったキャラクターデザイン

ディズニー映画のイメージが強い『ピノキオ』ですが、今回は原作のイメージに近いキャラクターデザインを心がけ、クリエイターのTOFUさんに忠実に再現していただきました。
ピノキオは全身が木でできているので素材感を意識しています。ゼペットじいさんは、原作では「とうもろこし色のカツラ」をかぶっているそうです。そしてピノキオを見守る優しい森の妖精は、美しい青い髪をもっています。
ディズニーとは違う原作ならではの世界観を本作で是非お楽しみください。

幸せを運ぶ四つ葉のクローバー

本作には、ストーリーやキャラクターを楽しむ以外の秘密が隠されています。ヒントは表紙にも使われている「四つ葉のクローバー」。
稀にしか見られないことから、それを見つけられた者には幸運が訪れると言われています。
また、四つ葉のクローバーの小葉はそれぞれ、「希望」「誠実」「愛情」「幸運」を象徴しているそうです。ピノキオのお話にも関連深い内容ですね。
お話を読み終わったあとは、イラストのどこかに隠れているクローバーも探してみてください。

森のえほん館編集部のちょっとひとこと

『ピノキオ』は5月の「こどもの日」に向けて立ち上がった企画で、より多くの子どもたちに物事の善悪を学んでほしいという思いから制作されました。
この時初めて原作を読み、まだ子どもであるピノキオが普通では考えられない残酷な体験をしながらも、様々な人や動物たちに支えられながら成長していく過程に驚かされました。物事の善悪はもちろん、身をもって経験することの大切さも学べるお話です。
 

この記事を書いた人

企画・編集担当カワコ。日々絵本制作に奮闘中!
ディズニーのピノキオしか知らなかったカワコです。
原作のピノキオは最初、とにかく自己中心的で嘘つきのどうしようもない人形なんですほんとに…。
ちなみに私が子供時代に嘘をついた時は、鼻がのびないかわりに親のゲンコツがとんできたものです。あれは痛かった〜。
 
 
header_ehonkan
blog用iosblog用アンドロイド