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かぞえてみよう すうじでんしゃ 1から10

作:森のえほん館編集部 絵:SAKAMOTTI

■絵本の内容
数え方を覚える絵本。1から10までナレーションと一緒に数えてみましょう。
電車ごっこで出発進行!何人乗っているか数えられるかな?
「のりまーす!」そのうちおばけや怪獣も乗ってきて……!?

■「森のえほん館」アプリ内 本棚の場所
カテゴリ別>学習できる
■対象年齢
2~3歳
■クリエーター紹介
プロフィール画像
SAKAMOTTI
 
主な仕事にカットイラスト、キャラクターデザイン、絵本制作など
可愛いキャラクターやイラストを展開。
自分の作品を見てくれた人達が、ハッピーになれるような仕事を追求中です!
https://twitter.com/sakamottivvv
 
今日の新作は、電車ごっこをしながら学べる数字の絵本。Eテレ「おかあさんといっしょ」でも数を数える天狗さんのコーナーは有名で人気がありますが、本作では電車ごっこをしながら、1から10までの数字を数えて読めるような作りにしました。
本作を担当してくださったSAKAMOTTIさんが、最初はクリエイティブを生かした楽しい構図のラフを書いてくださいました! 鉛筆画の段階ではありますが、電車ごっこで増えていくバリエーション豊かな仲間たちの表現に、思わず頬がゆるんでしまう楽しさがあります。
 
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通常の絵本なら絶対採用したい!! この画でしたが、子どもたちがキャラクターの数を数えやすいよう、あえてキャラクターたちの並びを一列に描きなおしていただくようお願いしました。
そこで、改めてSAKAMOTTIさんが子どもたちが数えやすいように並び替えてくださった挿絵の完成形がこちらです!
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たくさんのキャラクターたちが一列に並ぶことによって、子どもたちにもより数えやすくなりました。
「数えやすいように横一列にする」という編集部からのオーダーは、ともすれば均一で平坦になりがちにも思われましたが、足が浮いて飛び上がってしまう上下のアクションを加えたことで、よりダイナミックな動きのある挿絵にパワーアップしました!
編集部員の指示とクリエイターさんの表現が合わさった、決して数を数えるだけでは終わらない面白さがある絵本になりました。

森のえほん館編集部のちょっと言わせて

今日の新作でちょうどメインの対象年齢となる2~3歳の子どもたちは、日に日に言葉を覚え、急速に発達します。お散歩の途中に看板を見たり、大人の話に聞き耳を立てたりして、新しい言葉や数字をどんどん吸収していく時期でもあります。
そんな子どもたちにぴったりなのが、数を数える絵本。
挿絵では、実際に指を折りながら「いち、に、さん……」と数えていきます。
実際に指を折って見える数、絵本に出ている数、絵本から聞こえる音の3つを一致させることで、数を数えることを楽しく理解してもらえたらなと思います。
題材には、遊ぶ人数が多いほど楽しくなる「電車ごっこ」をチョイスしました。
数字を数えるのは、実は歌を歌うと同じくらい楽しいもの。子どもたちの大好きなくり返し要素をふんだんに使いながら、「すうじでんしゃ」に乗るキャラクターたちが増えていきます。最初に乗っているのは猫、次に乗車するのはウサギ、その後はおばけや怪獣まで!?
ぜひ絵本を読みながら、親子で一緒に数を数えてみてくださいね。
 
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この記事を書いた人

PRきむこ。4歳4ヶ月・1歳6ヶ月の2人の娘の育児中。
本ブログを書くに当たり、編集部員にインタビューを決行。そこでSAKAMOTTIさんのラフ画などを見せていただき、クリエイターさんの持つ描画と表現の力に改めて感動しました。見るだけで思わずにこにこしたくなる、アートの持つ力ってすごいですね。